LINE公式アカウントの自動応答を設定する方法と、無料機能でできないこと
2026-09-07
LINE公式アカウントには、無料で使える自動返信の機能が標準で用意されています。まずはこの標準機能でどこまでできるかを知っておくと、 「そもそも足りているのか」「もっと柔軟な仕組みが必要なのか」を判断しやすくなります。
LINE公式アカウントの自動応答、無料でできること
設定は、LINE Official Account Manager(LINE公式アカウントの管理画面)の「応答設定」から行います。用意されている機能は主に次の3つです。
- あいさつメッセージ:友だち追加された直後に自動で送られるメッセージです。営業時間や簡単な自己紹介を載せておくのに向いています。
- 応答メッセージ(一律応答):受け取ったメッセージの内容にかかわらず、同じ内容を自動で返信します。「時間外は翌営業日に返信します」といった案内に使われます。
- 応答メッセージ(キーワード応答):あらかじめ登録したキーワードと送られてきたメッセージが完全に一致したときだけ、対応する内容を返信します。「料金」と送られたら料金表を返す、といった使い方です。
いずれも無料プランから利用でき、追加の登録や外部連携は必要ありません。
無料の自動応答でできないこと
この標準機能は「あらかじめ決めた言葉に、決まった文章を返す」仕組みです。そのため、次のようなケースには対応できません。
- キーワード応答は完全一致が基本のため、「料金」には反応しても「値段はいくら?」「お代は?」のような言い回しの違いには反応しない
- 質問が増えるたびにキーワードと返信文をひとつずつ登録する必要があり、FAQが多いほど管理が煩雑になる
- 「料金を教えて、あと予約もしたい」のように複数の内容が混ざったメッセージや、文脈を踏まえた回答はできない
つまりどういうことか
標準機能は「決まりきった案内を、決まった言葉で聞かれたときだけ返す」ための仕組みです。日々寄せられる質問の言い回しが幅広い場合や、 FAQの件数が多い場合は、都度キーワードを追加し続けるより、内容を理解して答えるAIチャットボットに任せたほうが運用の手間が少なく済みます。
AIチャットボットとの違い
AIボットメーカーのようなAIチャットボットは、キーワードの完全一致ではなく、登録した料金表やFAQの内容をもとに質問の意味を理解して回答します。 「値段はいくらですか」でも「お代は?」でも、同じ料金の質問として扱われるため、キーワードを1つずつ登録し直す必要がありません。 お使いのLINE公式アカウントはそのまま使えるので、乗り換えや作り直しは不要です。
設定方法はLINE公式アカウントと連携する方法で、実際にどんな回答をするかは導入前によくある不安Q&Aでそれぞれ解説しています。
まとめ
問い合わせの種類が少なく、決まった案内文で十分な場合は、LINE公式アカウントの標準機能だけで足ります。 一方で、FAQの数が多い、言い回しの違いに対応しきれない、といった悩みが出てきたタイミングが、AIチャットボットを検討する目安です。
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